進化し続けるチームづくり（21分）レクサス星が丘 （後編） 

学べるポイント

ビジョンを共有する仕組みづくり

人間力を高めることの大切さ

常に進化し続けることの大切さ

スタッフがイキイキ働くことの大切さ

進化し続けるチームづくり

企業情報

トヨタモビリティ東名古屋株式会社

ネッツトヨタ東名古屋は、1980年にトヨタビスタ東名古屋として創業した。レクサス星が丘の他にトヨタ販売店、Volkswagen、中古車拠点を合わせて32店舗を有し、新車販売・メンテナンスを行うキリックスグループの中核企業である。同社は、「社会への貢献」「お客様中心の価値づくり」「社員と家族の幸せ豊かさづくり」という経営理念を、企業経営の第一義としている。この理念の下、誰からも信頼される「人間力」とプロとしての「仕事力」を身につけ、その力を発揮できるフィールドを与えることで社員の自己実現を目指す。
「お客様中心の価値」とは、社員がお客様にとって無くてはならないような頼りにされる存在となり、最高の満足・感動を提供することでつくり上げられるものである。その結果ファンが増え、売上が伸び、利益を上げることができれば、「社員の豊かさの追求」と、納税を通じた「社会への貢献」が達成される。そして全員で同じ目標を共有し、一人ひとりがそれぞれの役割を考え実践していくことで「自主性」が生まれ、自己成長へと繋がり「社員の幸せ」が実現される。このような一連の考え方に基づいて、経営がなされている。

動画の概要

後編の「進化し続けるチームづくり」では、レクサス星が丘が、なぜこれほどまでの高いサービスを実現できるのか、その裏側を紹介する。
一人ひとりのスタッフが常に高いおもてなしの意識を持って業務に当たる…。これは簡単に実現できることではない。レクサス星が丘は開業から常にそのレベルを高め続けてきた。
開業時の想いをしっかりと継承していくために、契約社員も含めた全スタッフに対して、毎月「フィロソフィー研修」を実施している。社長自らが理念について語りかけ、スタッフは自分が実施したおもてなしの事例を発表し、全員でその事例を検証していていく。
この研修を通して、社員一人ひとりにレクサス星が丘の目指すもの（お客様にとっての特別なサービスを提供すること）への共感が高まっていく。さらにこの研修では、人としてのあり方について考えるため「八徳（※⑧）」についても学ぶ。高い人間力こそが「おもてなし」の基盤であると考えているからだ。社員はこのフィロソフィー研修で学んだことを日々の活動の中で意識し、自分自身で「お客様のために何ができるか」を考えながら自由に行動している。
また、レクサス星が丘には、開業以来続けている「CS ミーティング」という仕組みもある。これは、各部門のスタッフが集まり、その日いただいたお客様からのご指摘や、スタッフが感じた課題を持ち寄り、その日の内に解決する。そして翌日の朝礼で全員に周知し実行される。このミーティングによって、これまで数々の改善が行われてきた。毎日、少しずつ、そして確実に進化していく。これが顧客の期待を超え続ける原動力となっている。
大切にすべき精神を貫きながら、常に進化し続けるチームづくりに迫る！

※解説書「ガイドブック」付き