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DOIT!シリーズ
※取材時の情報
経営理念。それは会社という船が迷わず目的に向かっていくための羅針盤。ただ掲げているのか、本気で目指していこうとするのか。経営者と使命感と情熱が大きな差を生み出す。「日本と世界の架け橋になる」という使命感を基軸に“おもてなし”を磨き、社員がいきいきと働く会社を作り上げた株式会社王宮。その情熱の経営を紹介する。
連日、沢山の外国人旅行客で賑わう大阪の「道頓堀ホテル」。近 隣にある2つの系列ホテルも高い客室稼働率を誇る評判のホテルだ。その人気の理由は、充実したサービスといきいきと働くスタッフによるマニュアルを超えたおもてなし。「日本と世界の架け橋に なる」という使命感に燃える社員が力を合わせて働くホテルだ。
今では予約が取れないほど大人気の道頓堀ホテル。しかし10年前、経営は危機的状況にあった。1970年に開業し、ビジネスホテ ルとして業績を伸ばしていくが、近隣に大手チェーンが進出し始め、価格競争が激化。客数は激減、小さな古いホテルは倒産の危機に瀕していた。どうすれば社員を守れるのか。三代目として経営を引き継いだ橋本正権氏と弟の明元氏は大きな決断をする。ターゲットを日本人から外国の旅行者へ。部屋を売るのではなく日本の思い出を売るホテルへ。海外戦略に舵を切る。しかし当時はインバウンドブームの前。社内には不安が渦巻く。過去のトップダウン体質が残ったままで、やらされ感も漂っていた。
「戦略を実現するには社風を良くしなければ…」。そう考えた橋本氏はいい会社づくりに取り組む。まず行ったのが経営理念の見直し。自分たちの使命を「日本と世界の架け橋になる」と定め、その思いを社員に語り続けた。そして社員の意見を聞き、権限を委譲し、やりがいを高めることにも。20 万円までならば自由に経費を使えるという制度もその時生まれた。社員が安心して働ける職場や勉強する場づくりまで、地道な努力は 次第に実り始めていった。
「こんなことまでしてくれるの?」。そんな感動が広がる道頓堀ホテルの舞台裏には何があるのか。社員のモチベーションはなぜ高まるのか。王宮 道頓堀ホテルが挑んだ変革への道のり、使命感の経営を密着取材する。
※解説書「DOIT!ガイドブック」1冊付き
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