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※ガイドブック(解説書)は動画視聴可能になるとダウンロードできます
DOIT!シリーズ
※取材時の情報
和菓子などの材料に使われる寒天で国内シェア8割を占める「伊那食品工業」。創業から47年間、一度も赤字を出したことがないこの会社が、最も大切にしているのが「働く人の幸せ」だ。急成長や規模を大きくすることが良しとされる経済界の風潮に反旗を翻し、この会社は常に「働く人がどうすれば幸せになるか」、「快適に働けるか」を考え追求してきた。業績に対するノルマもなければ、数字で社員を競わせることもしない。社員が家族とゆっくり過ごせることがいちばんだと、夜や朝に工場を稼働させることもしない。もちろんリストラなども一度もない。とにかく徹底的に社員の幸せを考え、永続的に繁栄する企業づくりを目指しているのだ。今、「年輪経営」と呼ばれるその経営に全国の企業が注目する。社員がいきいきと働き、地域からも絶大の信頼を集めるこの会社の経営を45分のドキュメンタリー映像で紹介する。
企業の目的は本来「人の幸福」の為にあるはずだ。しかし、業績や利益追求が「経営の目的」になると、お客さまの幸せも、働く人の幸せも、つい置き去りになってしまう。目先の利益ばかりを追い、急成長や急拡大を急ぐ無理な経営で様々な会社が行き詰まりを見せる今日、改めて、企業経営の「あるべき姿」が問われている。
そんな時代に、常に「社員の幸福」を第一に考え、将来を見据えた着実な経営で成長する長野県の中小企業に全国の注目が集まっている。このDVDでは、伝統食品「寒天」の新しい市場を切り開き、成長を続ける伊那食品工業の経営を通して、これからの時代の企業の生き方を学ぶ!
創業以来、一度も赤字になることなく増収増益を続ける「伊那食品工業」。今でこそ、健康ブームの中で脚光をあびる「寒天」だか、元々は江戸時代に始まった信州の地場産業。戦前までは前近代的な零細企業だけの小さな業界だった。創業時の「伊那食品工業」もそんな企業のひとつ。働く人の苦労が絶えない会社だった。そんな労働環境をなんとかしたい、働く人が希望の持てる会社にしたい。塚越社長は次々と職場環境を改善し働く人の幸せを考え続けてきた。しかし、経営がなりたなくては社員の幸せも実現しない。この会社が大切にしてきのが将来への「種まき」だ。常に社員の1割を研究開発に充て、これまで和菓子の材料でしかなかった寒天の「新しい用途」を次々と開拓、新しい市場を切り開いてきた。
目先の利益を追う経営はいつか行き詰まる。常に将来を見据え遠きを計ることが大切だというのが伊那食品工業の理念だ。こうした、種まきを続ける営業法、弛まぬ研究開発、年功序列の人事制度、無理をしない生産など、すべての仕組みの目的は「社員が幸せ」。「どんな会社も本来の経営の目的は社員の幸せである」と言い切る塚越会長の哲学は明快だ。売れるとわかっていても無理に売らない。人が不幸になるような拡大は絶対にしない。「年輪経営」を旗印に永続的な成長をめざす「伊那食品工業」。その経営を、商品開発から販売、人材育成、さらには、いきいきと働く社員の様子や助け合いが自然に行われる企業風土まで、様々な角度から紹介する。
※解説書「DOIT!ガイドブック」1冊付き
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