チャレンジこそ商い!（約40分）～街の豆腐屋が挑んだ業態革新～京とうふ藤野 (豆腐製造･販売)

見どころ

豆腐屋もサービス業!「おしゃれな豆腐店」づくり

顧客の声を聞き、新しい業態・売り方に挑戦する経営

年間3万セット以上も受注する「豆腐ギフト」

新しい経験で人が育つ。任せきる人材育成

企業情報

社　名

：京とうふ藤野株式会社

本　社

：京都市上京区一条通り御前西入ル三丁目西町90-4

代　表

：代表取締役社長　藤野 清冶氏

設　立

：1964年

売上高

：10億円

社員数

：正社員38名、パート・アルバイト150名

店舗数

：13店舗

※取材時の情報

動画の概要

「京とうふ藤野」は、京都に13店舗の豆腐専門店や飲食店を展開し、通販で全国に豆腐を販売する元気な企業だ。父親の時代は近所の人に豆腐を売ったり、スーパーに卸すだけのごく普通の豆腐屋だったが、自分の作った豆腐がスーパーで二束三文で売られる現状を何とかしたいと二代目の藤野社長が「豆腐屋」の革新を始め、大きく成長する。
女性客や観光客を魅了するおしゃれな豆腐店や豆腐を原料にしたヘルシーなドーナツ店など様々な業態を展開する。お客様の声にしっかりと耳を傾ける商品づくりや挑戦の中で生み出す新しい店づくり、さらに、任せてやる気を高める人づくりなど、「京とうふ藤野」の経営を様々な角度から紹介。40分のドキュメンタリー映像で、事業継承、経営革新、人材づくりのあり方を学ぶ。

街の豆腐屋の経営革新!

どんなに一生懸命作っても、スーパーに並ぶと二束三文の値段で売られてしまう・・・。
そんな現状を何とかしたいと、街の豆腐屋の二代目がはじめたのが、洋服店のような売り方をする「豆腐専門店」だった。しかし、1丁が数百円もする豆腐が簡単に売れるものではない。味を試食してもらおうと食べる場所を作ったり、「京都ブランド」を考案し知名度を高めるなど、様々な挑戦を続けた結果、今では全国に知られる店に成長した。地域の豆腐専門店が、飲食店や宅配ギフト、豆腐デザート専門店、豆腐ドーナツ店など幅広い事業を展開するまでになった躍進の理由は何か?先代の「モノづくりの精神」を継承しながらも、顧客の声を生かし、新しい事業を次々と展開する「京とうふ藤野」に学ぶ。

任せるから人が育つ!

中小企業にとって人材育成は重要なカギ。指示待ちの人間ではなく、自ら考え行動する自律的人材を育成していくか。その内容が問われている。「京とうふ藤野」の人づくりは“任せて育てる”のが基本。経験したことがないことを、どんどんと経験させるために人事異動を頻繁に行っていく。常に組織をかき回すことから「ぬかみそ人事」と呼ぶそのやり方は、常に新しいことに挑戦するこの会社のパワーの源。「とにかくやってみよう!」という人材が育っている。新しいことに挑み続けることができるのは、前向きに仕事に挑む社員がしっかりと育っているからだ。

※解説書「DOIT!ガイドブック」1冊付き