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DOIT!シリーズ
※取材時の情報
ガソリンスタンドは今、熾烈な淘汰の時代を迎えている。規制緩和以降大手スーパーなど異業種が参入。各地で価格競争が激化する。生き残りを賭けたサバイバル競争が繰り広げられる。ガソリン依存体質から脱却し、お客様にとって価値ある店へ転換できるかが、業界の共通課題だ。革新的な売り方で成長を続けるスーパーステーションは、業界注目の繁盛店。この店のお客様づくりを中心にサバイバル時代の経営戦略を探る!
スーパーステーションの立地する港北ニュータウンは、首都圏の中でも屈指の大規模住宅地域。同社は、この市場を背景に新しいコンセプトのSSとして95年11月にオープン。競合の乱立するこのエリアで月間700KL、業界平均の7?8倍という驚異的な販売量を誇る。「ガソリンスタンド業界の地位を改善したい」という、業界専門のマーケティング会社を経営する増田社長が、これまで蓄積したノウハウを集大成し、社運をかけて始めたこの店は、「ガソリンの給油所」というこれまでの既成概念を革新し「総合カーケアステーション」という新しいコンセプトで業界の常識に挑戦している。
スーパーステーションの外観は一般のガソリンスタンドとほとんど変わらない。しかしその中身は他店と大きく異なる。この業界では、ガソリン以外の商品を油外商品と呼んでいるが、この店では油外商品がガソリンの販売を大きく上回る。特に車検は、月間で200台を越えオーバーフローした受注をライバル店に回すほど。この人気の秘密は何か?スーパーステーションで試みられている様々な集客・販売の仕組みを検証するとともに、高いサービスを誇るアルバイトスタッフの管理と評価方法などオペレーションの内側にも焦点をあて紹介。働きがいが持てる仕組みと現場での的確な指示がスタッフを急速に育てている。
※解説書「DOIT!ガイドブック」1冊付き
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