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DOIT!シリーズ
※取材時の情報
住宅メーカーなどの元請けから、工務店などの下請けに仕事が流れ、さらに孫請けというように多段階に発注されるのが住宅業界の一般的な構造だ。鳥取県の「オープンネット」は、そんな多段階の中で発生する無駄やマージンによる消費者の負担を減らし、安い住宅を提供しようと新しい住宅づくりに挑戦をする会社だ。
顧客から依頼を受けた設計会社のオープンネットの加盟店が、大工や水道工事会社などの専門業者と直接発注するシステムだから、工務店が不要になる。顧客にとっては安く住宅が完成すると同時に、手続きや価格が透明で安心感が高まる。全国の小さな設計事務所が結集して住宅づくりの新しい波を起こす「オープンネット」の取り組みをドキュメンタリーで紹介する。
元請け、下請け、孫請けとピラミッドが構成される住宅産業。頂点の会社が傘下の工務店や工事会社に次々と仕事を下ろしていくこの構造は企業にとっては効率的であるが、消費者にとっては不透明でわかりにくい。こうした業界慣習に真っ向から挑む、ある設計士集団の取り組みを通して、消費者主導の新しいビジネスのカタチを紹介する。「わかりにくさ」や「不透明さ」は消費者を遠ざける。オープンネットが挑戦する新しい取り組みを通して、オープン(情報公開)の時代の経営を考える。
鳥取県米子市に本社を構える「オープンネット」は、全国75社の設計事務所が加盟する建築家のネットワークだ。消費者が抱える住宅産業への様々な不信感を払拭する住宅づくり、多重下請け構造の中で発生する無駄なコストをすべて消費者に還元する「オープンシステム」と呼ぶ新しい仕組みの家づくりを提案している。
この家づくりのポイントは、家を建てたいと思う建築主がダイレクトに大工さんや内装業者、電気工事業者などと契約を結んで、まさにダイレクトに家を作ること。ここに住宅メーカーや工務店は介在しない。
依頼主から業務委託を受けた設計事務所が間に立ち、本業の設計業務のほか専門工事会社の選定や見積分析、工事工程の調整や進行状況の管理を行いユーザーと共に建築を進めていくのだ。あくまでも顧客が主体になり、情報公開のなかでも家づくりに関わるこの方法は、確かに手間はかかるが、顧客の意見や要望がふんだんに反映される。コストも従来と比べて2?3割は安いので、顧客満足度が圧倒的に高くなっている。
「オープンネット」が挑むこの新しい家づくりシステムを紹介。「日本的習慣」を打破する消費者主導のビジネスの可能性を探る!
※解説書「DOIT!ガイドブック」1冊付き
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