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DOIT!シリーズ
※取材時の情報
集客が見込めず大手チェーンが見放すような小商圏の田舎の立地に果敢に出店を続けるファミリーレストラン「トマト&オニオン」。そんな悪条件の立地でもお店を成り立たせるには、一人のお客様に満足していただき、何度も足を運んでくださるようにするしかない。つまり、生涯のファンづくりだ。「トマト&オニオン」は、チェーン展開で失われてきたマニュアル対応の逆を行く、「温かい接客」「手作りの料理」など、アットホームな雰囲気づくりを追及してきたファミリーレストランだ。地域に深く根を張る、地域のお客様との関係を築く。そんな地域を深く耕す商いで成長する「トマト&オニオン」から、固定客づくりのヒント、これからの経営の可能性を探る!
料理を学んでいない素人でもプロの味を提供できる調理システムと、接客マニュアルで店舗を増やし、大量消費時代をリードしてきた大手ファミレスチェーン。そんな大手に対抗し、田舎の二等地・小商圏に根を張り、“手作り感”と“フレンドリーなサービス”で、お客様に何度も足を運んでもらおうという戦略で着実に店舗を拡大してきたのが、大阪に本社を置く「トマト&オニオン」だ。不況の中でも伸び続けるこの会社の経営を通して大手に負けない経営のあり方を考える。
レストランチェーン「トマト&オニオン」。アットホームなアメリカのダイニングをコンセプトに何度来ても楽しい家庭的な雰囲気がこの店の魅力だ。「小商圏で商売を成立させるには、同じお客様に何度も足を運んでもらうしかない」と、同社では他よりも3割は多い「豊富なメニュー」と大胆なメニュー改定、そして「手作り感を重視した料理」などで、固定客を飽きさせないサービスに勢力を注ぐ。また、改定メニューができると、近隣地区一軒一軒を訪問し告知するなど、様々な形で地域密着の活動が徹底される。
「トマト&オニオン創業店」は住宅を改造して作られた創業当時そのままの店。来店されるお客様は9割以上が顔馴染みという。お店を切り盛りする店長の東さんの応対はまさに「自分の家にお招きしたお客様への対応」のようだ。
フレンドリーな雰囲気の中にも礼儀がある、まるでホームパーティーのホストの様な接客だ。地域密着を標榜する同社の強さはここにある。
しかし、現在店舗は84店。FCも増える中、この創業マインドを伝えて行くことが「トマト&オニオン」の最大の課題。創業者の櫻木さんは現場を回って直接自分の思いを伝えたり、管理職抜きの「社長塾」などを開催しては現場の社員一人ひとりと語り合っている。「地域密着を成立させるのは人間力だ」という櫻木さん。その信念は変わらない。そんな同社の固定客創造への取組みから、小商圏地域密着のあり方を探る。
※解説書「DOIT!ガイドブック」1冊付き
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