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DOIT!シリーズ
※取材時の情報
「ベスト」をめざすのでなく「グッド」をめざすのではなく、「オンリーワン」になる。その店でしか得られない「価値」を持つ店は強い。東京の下町の小さなパン屋「リスドォル・ミツ」は、あえて製造効率の悪い「無添加パン」に挑戦し、他店との差別化を図る。その独自の価値が多くのファンを生み、業界平均の3倍もの売り上げをあげる店と成長した。他店の差別化を考えるのではなく、誰もやらない独自化に挑戦することで成功したこの店の戦い方をドキュメンタリー映像で紹介。小さな企業の生き残り策を学ぶ!
1兆円市場と言われるパン業界。流通も大きく様変わりしてきた。スーパーやコンビニの拡大にともなって従来の仕入れ販売型のパン店は激減。反面消費者の「質」へのこだわりも高まり、「焼き立て」を武器にした製造小売型のパン店が拡大している。さらに焼きたてパンを出すコーヒー店など他業界も巻き込んで各地で激しい競争が起こっている。
そんな業界の中で消費者の心を掴んで成長するのが、東京の住宅地、杉並区西荻窪のパン屋「リスドォル・ミツ」。たった3坪の売場で毎月600万円も売る業界のお店だ。「焼き立て」を看板にしたパン店は多いが、この店は「焼き立てや美味しいことはもう当たり前、これからは安全・健康がキーワード」と、添加物を一切使用しない「無添加パン」で差別化を実現する。その素朴な美味しさが口コミで広がり今では地方へ宅配もするほどの人気ぶり。原料や工程にこだわることでコストは高くなるものの、この何処にもない商品は高い競争力で他店を圧倒している。
「ナンバーワンではなくオンリーワン」。社長の広瀬さんはこれからの商売は「独自性」が大事になると、開業当初から「無添加のパンづくり」にこだわってきた。しかし、いくら良い商品であったとしても食パンが1斤300円という価格は、消費者にはなかなか受け入れられない。そこで、広瀬さんは、パンの味を知ってもらおうと試食をしてもらったり、お店の存在をミニコミ誌で訴えたりと、その良さを地道にアピールしてきた。また店頭でも、ファンを一人ひとり増やしていこうと販売時点の「会話」を重視。「原料は何を使っているのか」「なぜ無添加がいいのか」。そのこだわりを一生懸命お客様に語り続けている。一時の商売を考えれば、作りやすく、売りやすい商品のほうに流されてしまいがちだが、「本物の味にこだわることが究極の差別化」だと自分の信念にこだわった商いを続ける「リスドォル・ミツ」。その成功の要因をドキュメンタリー映像で探る!
※解説書「DOIT!ガイドブック」1冊付き
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